やまがたへの旅

観光スポット(山形の歴史)

田麦俣多層民家(旧遠藤家住宅)

たむぎまたたそうみんか

庄内と内陸を結ぶ六十里越街道の要、田麦俣地区に残る多層民家

四層構造の多層民家の里として知られている田麦俣地区。緑の中に茅葺き屋根の民家が点在し、まるで昔話の世界に迷い込んだ錯覚さえ覚えます。多層民家は、江戸時代後期の文化文政年間に建てられたものと推定されています。当初は寄棟造りで、明治に入り養蚕が盛んになると、輪郭と反りが美しい「兜造り」に屋根が改造され、平側にも採光と煙出しの窓が造られて、風格にのある建物に変わっていきました。この地方は、土地が狭いうえに積雪が多く、建物の増築が困難であったため、毎日の暮らしと作業・養蚕のための部屋が一つの建物の中にまとめられて多層の形になったと言われています。

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